持続皮下注射というのは、あらかじめ体表面の皮下に針を刺した状態で固定しておき、それと連結するポンプから少しずつ薬液を体内に注入していくという方法です。

在宅で使用するポンプは携帯型で軽く、移動が制限されません。また、早送りボタンを付けることが可能であり、例えば痛みが強いときにボタンを押せば鎮痛剤を早送りすることができます。

細かい設定は医療者側で行うため、基本持ち運ぶだけの管理となります。万が一、針が抜けたとしても、血管に針が刺さっていないため、出血のリスクはほとんどありません。