本日2月20日はアレルギーの日です。
免疫学者である石坂博士夫妻が、アレルギー疾患の原因物質である「IgE(免疫グロブリン)」を発見した日ということで、平成7年に日本アレルギー協会により制定されました。

アレルギー疾患としては花粉症🌲や食物アレルギー🥚🍞が身近なものかと思いますが、気管支喘息やアトピー性皮膚炎などもアレルゲン(アレルギーを誘発する物質)によって免疫が過剰に反応してしまうアレルギー疾患です。

アレルギーは50年ほど前までは稀な疾患でした。しかし、1990年頃より年々患者数が増え、現在日本では、3人に1人はなんらかのアレルギー疾患を有していると言われています。
原因としては、食生活や環境の変化、ストレスの増加があげられており、抗生物質の多用も原因の1つと言われています。

薬を使うことが悪いことというわけではありませんが、

“過ぎたるは及ばざるが如し”

不十分なのは困るけれど、過剰なのも良くないということです。
免疫とアレルギーは表裏一体。抗生物質などの薬の多用は自己免疫機能のバランスを崩し、かえってアレルギー症状を発症しやすくします。

アレルギー症状の改善には、自己の免疫力を高めることが大切です。

・バランスの良い食事を摂る
・適度な活動(運動)と休養のバランス
・からだを温める
・ストレスを減らす

基本的な生活習慣を整えることが一番の近道であり安全な方法です。
気にし過ぎることもストレスになりますので、日々を楽しみながら、薬に頼りすぎない身体作りを目指しましょう。