在宅医療(訪問診療)とは
住み慣れたご自宅で安心して過ごせるよう、
しっかりとサポートいたします。
通院が困難な方(移動・外出が負担、認知症ありなど)や障害をお持ちの方(脳卒中後遺症、難病等)、医療処置・管理が必要な方、家族がいる場所で最期を迎えたい。住み慣れた場所で療養したい。さまざまな思いをお聞かせください。医師・看護師・多職種と連携し、安心な在宅医療を提供します。
対象となる方は、病気や年齢による制限はありませんのでご安心ください。
※定期的な訪問診療は基本月2回ですが、患者さんの状態に合わせて訪問頻度を調整いたします。
急な体調変化があった場合はその都度往診します。
「自分の好きなものに囲まれて過ごしたい」
「家で、子どもや孫たちと一緒に奥さんの手料理が食べたい」
「最期はペットと一緒に過ごしていたい」
このような療養の想いを叶えられるよう、
実現できる方法を全員で考え取り組みます。
訪問診療開始までの流れ
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ご連絡(電話/FAX/メール)・日程調整
ご連絡はご本人だけでなく、ご家族や病院のソーシャルワーカー・ケアマネジャー・訪問看護師からでも構いません。ご相談いただいた内容を元に、ご本人・ご家族との面談の日程調整を行います。
ご準備いただくもの
- ・健康保険証
- ・介護保険証
- ・お薬手帳
- ・主治医からの紹介状
(診療情報提供書) - ・病状がわかる検査結果
- など
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面談
ご本人やご家族の意思をお聞きした上で、実際の訪問診療の内容・流れを説明いたします。わからないことなどがあれば遠慮なくお尋ねください。
ご理解いただければ、診療開始前に必要な同意書を取らせていただきます。
(初診時に同意書を取らせていただく場合もあります。) -
訪問診療開始
医師と看護師が訪問します。気になることなど、何でもご相談ください。
診療範囲
クリニックより車で15分以内が目安です。
※診療可能エリア: 田寺、御立、書写、辻井、新在家、今宿、上手野、下手野、西庄
※往診・訪問診療を求められた場合、医学的に正当な理由等なく断ることはありません。
臨時で訪問するのは「往診」〜訪問診療との違い〜
同じ医師が訪問する場合でも、日時の決められた定期訪問は「訪問診療」といい、予定外の緊急での医師の訪問は「往診」と言います。
夜間や休日の体制について
365日24時間いつでも連絡がとれる連絡先をお伝えします。
必要に応じて臨時往診に伺います。
終末期を迎えられる患者さんやそのご家族は「何かあったらどうしよう…」と特に心配だと思います。
急な時もあわてないように、終末期に起こる変化なども丁寧にご説明します。多職種の方々と一緒に連携を取りながら支えてまいりますのでご安心ください。
終末期の過ごし方
病気によって、病状の変化が緩やかであったり、
急激であったりします。
すべてを完璧に予測することは不可能ですが、私たちは考えられるあらゆることを予測し、刻々と変化している状態を患者さんやご家族にわかりやすく説明いたします。